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震災以降、数多く発行されている図書類の中から、現場で救援や支援などに奔走した者にスポットが当てられた図書を中心にご紹介しています。
発災から約3ヶ月後の「文藝春秋(2011年5月号)」の掲載を皮切りに9点、概要やあらすじを添えてみました。
ご覧いただくキッカケになれば幸いです。

文藝春秋(2011年5月号)

無名戦士たちの記録 麻生幾

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国土交通省・東北地方整備局の決死部隊は、被災地を目指す救助隊のため、ガレキと遺体で埋まる基幹道路と格闘し続けた。

※「作者と出版社の合意により『文芸春秋』本誌より一部抜粋したものを掲載しております。」

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前へ!―東日本大震災と戦った無名戦士たちの記録―

新潮社 麻生幾

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曇ったゴーグルとマスクを投げ捨て、原発への放水に挑んだ自衛隊員がいた。ある隊員は「死ぬなら自分のような独身者が」と原発行きを志願した。国交省特殊部隊は、被災地を目指す救助隊のために、瓦礫と遺体で埋まる基幹道路と格闘し続けた。警視庁機動隊、ハイパーレスキュー隊……未曾有の危機に命を賭け対峙した者たちの記録。
(新潮社HPより)
https://ebook.shinchosha.co.jp/book/E026181/

大震災からの復旧 -知られざる地域建設業の闘い-

ぎょうせい 米田雅子、地方建設記者の会

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公共事業の減少により、事業者も激減している地域建設業者。しかし、いざ災害が起こった時に支援に動くのは自治体と災害協定を結んでいる建設事業者です。
東日本大震災においても建設業者が真っ先に道路を切り開き、橋を修理し、自衛隊や消防・警察が入る道を確保しましたが、ほとんど報道されていません。
本書はそんな地域建設業者の活動について、業界を良く知る地方建設記者の会が取材を重ね、書き下ろしたもの。
復旧初動時に地域建設業者がどう動いたのか、機能しない自治体もある中でどのように連携したのか等、知られざる活動を歴史の証言として刻む1冊です。
(ぎょうせい オンラインより)

命と地域を守る -証言 東日本大震災-

日刊建設工業新聞

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あの日、凍えるような寒さの中で迫り来る津波から逃げ、開通したばかりの高速道路を通って避難所にたどり着いた小中学生、川の堤防を使って生還した住民、2年前に完成していた避難階段を伝って難を逃れた小学生たち。あの道路や堤防、階段がなければ-。本書はこうした証言と事実を集め、インフラの防災・減災効果を浮き彫りにしました。
震災発生時、多くの地域が孤立する中、寸断された道路を1週間で通れるようにしたのは、「くしの歯作戦」と呼ぶ啓開作戦を立案した国土交通省東北地方整備局の的確な判断と、これに全面協力した地元建設会社の機動力でした。被災自治体には、国交省の連絡員を通じて食料品や日用品など膨大な物資が提供されましたが、背後で調達を支えたのは全国ゼネコンのロジスティクス機能でした。あの時、東北整備局や建設業界がどう動いたかも明らかにします。
(日刊建設工業新聞社HPより)

命をつないだ道 ―東北・国道45号線をゆく―

新潮社 稲泉連

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被災者の命を支え続けた一本の道。その早期復旧にかけた人々の魂の物語。
宮城県仙台市から青森県青森市まで、東日本大震災の被災各地を貫く国道45号線。震災直後、大量の瓦礫や土砂に塞がれた大動脈は、様々な人々の強い意志によって切り開かれ、多くの救援物資や救助隊がその先へと向かっていった。余震が収まらぬ中、危険を顧みず「命の道」を守り続けた人々の熱き矜持が胸を打つ人間ドラマ。
(新潮社HPより)

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東日本大震災語られなかった国交省の記録 -ミッションは「NOと言わない」-

JDC出版 道下弘子

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自衛隊や消防、警察の姿は映るが、「土木」が報道されない。
国交省職員が見えないところで被災地支援にがんばったことを記録に残し、一般の人々に知ってもらうことが、自分にできることだと、思い至った。
(アニマトウールHPより)

※「作者と出版社の合意により一部抜粋したものを掲載しております。」

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「五強」防災立国論-東日本大震災が教えた日本再生への道-

産経新聞出版 佐藤のぶあき

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世界で最もぜい弱な国土-日本列島
国民の生命と財産を守るために国土を知りぬいた男が現場主義で国を立て直す

主な内容

  • 第一章災害大国
  • 第二章失われた国のリーダーシップ
  • 第三章闘う被災地
  • 第四章命を救ったインフラの防災力
  • 第五章現場主義で国会を闘う
  • 第六章国土を守る建設産業を支える
  • 第七章防災立国論

(産経新聞出版HP より)
http://www.sankei-books.co.jp/m2_books/2012/9784863060968.html

東日本大震災緊急対応 88の知恵 -国交省初動の記録-

勉誠出版 大畠章宏

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備えること。伝えること。未曾有の大震災直後から、国交大臣と各現場はなにをいかにおこなったか。官邸と大臣と対策本部、大臣と局長、首長、民間など、あの時の必死の対応を記録し、現場で浮上した「88の災害対策ノウハウ」を公開し伝承する!未曾有の危機に際し、大畠大臣の胆力と決断力が、国交省全員の勇気を鼓舞!3・11初動の記録を伝える、国民必読の書である!!(政治評論家・森田実)
(勉誠出版HPより)
http://bensei.jp/index.php?main_page=product_book_info&products_id=100150

啓け! ―被災地へ命の道をつなげ―

コスモの本 岩田やすてる

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感動の震災マンガ!
東日本大震災の発生直後に、誰よりも早く、人命救助と救援のための道を命がけで切り拓いた「災害のプロ」たちがいた!
次々と起こる困難が「道路啓開」本部である東北地方整備局に立ちはだかる。
物資は依然被災地に届かない。派遣されたリエゾンは本部をどなりつけた。
局長は言った「なんでも用意します、市長!」
市長は答えた「では、棺桶を用意してもらえますか…?」
知られざる幾多の事実を熱い筆致で描いた、東日本大震災ドキュメンタリー・コミックス。
(コスモの本HPより)
http://www.cosmobooks.com/index.html

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